北海道農業の未来を支える技術者に
内外エンジニアリング北海道は、公共事業の調査・計画・設計を行う建設コンサルタントです。
その公共事業の中でも、特に「農業土木」を得意分野とする会社です。
北海道では、日本一広い農地と石狩川をはじめとする豊富な水源を活かし、米・小麦・野菜・フルーツなどの生産や、酪農・畜産業など様々な農業が営まれています。
しかしそこには、寒冷な気候や軟弱な地盤といった気候風土の問題、農家の高齢化や担い手不足の問題など、多くの課題も存在します。
私たちはこのような課題を解決するため、土木・機械・化学・ICT等の様々な技術や知識を駆使して解決策を提案し、北海道農業の発展に貢献すべく日夜奮闘しています。
しかし残念ながら、建設コンサルタントや農業土木の業界はそれほど大きなものではないため、どんな仕事をしているかを知る機会もあまり多くありません。
そこでこのページでは、農業土木って何?という疑問や当社の仕事内容などについて、フロー図やQ&A形式を交えて詳しく解説してみました。
興味を持たれた皆さん、私たちと共に北海道の農業を支える仕事に携わってみませんか?
農業土木とは
農業土木とは、農業をするための環境を整える行為のことを指す言葉です。
例えば、
- ・段差があったり小さく分かれていて不便な農地を、広くて平らなひと区画にまとめる
- ・水源の無い場所に水路を引いて水を届ける
- ・その水がめとなるダム・ため池やポンプ場を整備する
- ・それら施設が、地震や豪雨がきても安全であるように設計・対策する
などです。
農業は私たちが生きていくうえで欠かすことのできない産業ですが、日本の国土は狭く平地も限られるため、農業には適さない場所がほとんどです。そんな土地柄でも、私たちの祖先は森を拓き、土地をならして、農地を広げてきました。
その流れを受け継ぎ、現代の技術も取り入れて、より使いやすく効率的な農業を実現する。災害にも負けない、安全・安心な農村環境を構築する。
日本の食を支える皆さんのためのインフラ整備を担う。それが農業土木の役割です。
具体的にどのようなことをしているかというと...
当社では、国や地方自治体から発注される公共事業のうち、調査・計画・設計に関する業務を受注しています。
その内容は、農業農村整備に係る、例えば用排水路や揚水機場・ほ場や暗渠の設計などがあります。
この他にも、設計作業の基礎となる測量・地質等の調査、環境との調和に配慮した工事推進のための環境調査、被災した施設を復旧する災害復旧業務などを実施しています。
それぞれの業務でどのようなことをやっているのか、いくつか例を挙げてご紹介します。
設計業務(用水路設計の例)
調査業務(鳥類調査の例)
災害復旧業務の例
用水路の設計
鳥類調査写真(車内観察)
河川災害の調査
補修を終えた頭首工
西札内ダム
崩壊斜面の調査
他にも機能診断調査や農地の区画整理の設計、ハザードマップの作成など、
様々な業務に携わっています。
以下のリンク先では、より詳しい事業内容について紹介していますので是非ご覧下さい。