ため池・ダム
事業内容
ため池は、田畑を潤す水を溜めると同時に、生物の生息・成育場所や住民の憩いの場等の多面的な機能を有します。全国には20万を超える農業用ダムやため池がありますが、江戸~明治時代に築造されたものが多く、現行基準で求められる耐震性能などを満たさないものが数多く存在します。
内外エンジニアリングは、多くのため池整備の経験を基に、安全で経済性に優れ、かつ環境や生態系に配慮した整備計画を提案します。
大原貯水池(滋賀県)
大原貯水池(滋賀県)
氾濫解析事例
氾濫解析事例
等価線形化法による
動的解析事例
等価線形化法による
動的解析事例
利活用施設整備事例(遊歩道)
利活用施設整備事例(遊歩道)
ワークショップ風景
ワークショップ風景
ため池水路を利用した
生き物調査会
ため池水路を利用した
生き物調査会
業務内容
□調査・実施設計
漏水や浸食などの老朽化、耐震性能が不足するものについて、事業計画から実施設計まで幅広く対応します。特に近年重要視されている大規模地震動に対する検討についても適切な調査方法や耐震計算方法について提案します。
□利活用施設等の設計
利活用施設などの周辺整備では、豊かな経験を有した技術者によりワークショップを実施し、施設設計に反映します。
□ハザードマップ整備などのソフト対策
ため池の現況点検を行い、危険箇所を整理して、現状を把握するともに、ハザードマップ等を整備して住民説明も行います。これらにより、ハード対策を実施するまでの適切な安全対策を提案します。
近年の主要な実績
年度 | 発注機関 | 業務名称 | 概要 |
---|---|---|---|
2018 |
滋賀県 |
平成30年度 農業用ため池緊急点検業務(大津市1地区) | ため池点検 ため池点検 102カ所 |
2017 |
兵庫県 |
県ため池 第9088-8-S01号 篠山地区 ダム耐震照査(レベル2)業務 |
農業用ダムのレベル2地震動に対する堤体の耐震診断業務、ハザードマップ作成 |
2016 |
東北農政局 |
直轄農業水利施設放射性物質対策事業ため池等放射性物質対策技術普及支援(その2)業務 | ため池放射能性物質対策技術普及技術支援 歩掛調査データ整理検証 |
2015 |
東北農政局 |
直轄農業水利施設放射性物質対策事業ため池放射性物質対策技術マニュアル改訂業務 | 新技術の実証結果・知見による、ため池等放射性物質対策技術マニュアル改訂(案)作成 |
2014 |
福岡県 |
震災対策農業水利施設整備事業(耐震性調査)筑後地区広川ダム耐震診断業務委託 | 防災ダムのレベル2地震動に対する堤体の耐震診断業務他、ハザードマップ作成 |