近畿農政局長表彰を受賞しました
- 表彰
この度、令和元年度 近畿農政局所管 農業農村整備事業等優良工事等の表彰において、当社が実施した下記業務が優秀と認められ、令和2年6月8日に表彰されました。
令和元年度近畿農政局農業農村整備事業等優良工事等の受注者の表彰について:近畿農政局
表彰対象工事・業務の概要及び評価点(R01表彰)(PDF : 477KB)
本業務の概要等は以下のとおりです。
業務概要
本業務は、国営和歌山平野土地改良事業計画に基づき改修整備を行う千旦樋門及び千旦
放水路(暗渠)に関する調査・測量・設計を実施したものです。
1.業 務 名 | 平成29年度 和歌山平野農地防災事業 千旦樋門調査測量設計業務 | |
2.業務場所 | 和歌山県和歌山市祢宜地先 | |
3.工 期 | 平成29年8月4日~平成30年6月29日 | |
4.業務内容 |
調査 測量 設計(実施) |
ボーリング調査6孔 L=78.0m 標準貫入試験 土質試験(土粒子密度試験、含水比試験、粒度試験)等 路線測量 L=337m 堤防部の測量 L=350m 等 千旦樋門詳細設計 1.0 式 千旦放水路(暗渠) L=135m 堤外水路横断工(暗渠) 1.0 式 河川協議資料作成 1.0 式 建築確認申請資料作成 1.0 式 |
優良と評価された点
- 実施設計に当たり、排水樋門及び放水路だけでなく接続する支線排水路まで着目し、全体として検討を行った。
- 接続する放水路の設計断面及び支線水路の排水時水位等に着目し、樋門自体が逆流を阻止する施設であることを踏まえ、放水路敷高を0.800m 下げる(排水樋門敷高に合わせる)ことと樋門から支線水路までの不等流計算による水理検討を行い、水路幅をB2.800×H1.500×2 連に縮小する提案を行った。結果、基本設計の水路幅B=25.15m をB=6.35m に大幅に縮小することが可能となった。
- 現場条件を把握した上でコスト縮減を常に意識しながら業務を遂行したことで、事業費の大幅な縮減に寄与したのみならず、維持管理性の観点からも評価できる構造物を提案したとともに、河川協議に同席した時に受注者は確認事項一覧表を自ら作成するなど、計画的で作業手戻りもなく効率的に業務を遂行した。
業務スタッフ
管理技術者 | 前田 真宏 | 技術士(農業部門:農業土木) 1級土木施工管理技士 農業水利施設機能総合診断士 |
照査技術者 | 武智 哲也 | 技術士(農業部門:農業土木) 1級土木施工管理技士 農業水利施設機能総合診断士 |
担当技術者 | 鶴原 充 | 技術士(建設部門:河川、砂防及び海岸海洋) 1級土木施工管理技士 |
福嶋 恭正 | 技術士(総合技術監理部門:建設-河川、砂防及び海岸・海洋) (建設部門:河川、砂防及び海岸海洋) 1級土木施工管理技士 博士(工学) |
大坪局長(右)から表彰を受ける当社社長の池田(中央)
当業務管理技術者の前田(中央左)、当社社長の池田(中央右)
今回の表彰は、新型コロナウィルス感染症への対応として各社個別に行われました。