近畿地方整備局 姫路河川国道事務所より「平成29年度優良建設業者」および「優秀建設技術者」事務所長表彰を受賞しました
- 表彰
この度、近畿地方整備局 姫路河川国道事務所における優良建設業者表彰に関し、当社が実施した「姫路河川国道管内堤防質的整備詳細設計業務」が優秀であると認められ、事務所長表彰を受賞しました。
また、同業務において当社技術2部の谷山徳二が優秀建設技術者表彰を受賞しました。
本業務の概要等は以下の通りです。
業務概要
本業務は、揖保川・加古川の堤体中間土の三軸圧縮試験を実施し、過年度詳細点検結果を基に浸透流解析を行い、堤体の質的評価を行ったものである。また、揖保川右岸5.9k~6.9k間、加古川左岸5.4k~5.6k付近において、地質調査及び浸透流解析を行い、浸透対策に必要な測量及び詳細設計を行うとともに、加古川右岸17.8k付近~17.9k付近について、護岸詳細設計を行った。
1.業 務 名 | 姫路河川国道管内堤防質的整備詳細設計業務 |
2.業務場所 | 兵庫県宍粟市一宮町須行名地先~兵庫県加東市窪田地先 |
3.工 期 | 平成27年11月5日~平成28年7月31日 |
4.業務内容 |
1) 測量調査 1式 2) 地質調査 1式 3) 河川構造物設計(解析等調査) 1式 4) 堤防強化詳細設計 1式 5) 護岸詳細設計 1式 6) 事業計画資料作成 1式 |
優良と評価された点
揖保川・加古川における堤体の質的評価にあたり、地質調査において追加調査が必要な箇所を提案し、最新の技術的知見から行った再評価の内容や、これらの結果をもに地域的特徴に配慮した堤防強化対策の詳細設計、災害の要因を踏まえた災害区間の護岸の詳細設計を行ったことが評価されたものと考えます。
当該業務における技術的特徴は以下の通りです。
【河川構造物設計(解析等調査)】※揖保川・加古川における堤体の質的評価
- 堤体の中間土に着目し適切な力学試験方法を提案し、土質定数の設定を行った。
- 「河川堤防の浸透に対する照査・設計のポイント」等の最新の技術的知見に基づき堤防の安全性について再照査を行うとともに公表用資料をとりまとめた。
【堤防強化対策の詳細設計】
- 現況地形・背後地の土地利用を踏まえた堤防強化対策工の検討を行った。
- 現地踏査、歴史的背景の整理結果から、築堤予備設計に向けた課題点の抽出を行った。
【護岸詳細設計】※災害復旧区間
- 災害の要因を踏まえ、適切な対象区間の範囲を設定した。
プロジェクトメンバー
管理技術者 | 谷山 徳二 | 技術士(建設部門:土質及び基礎) |
担当技術者 | 福嶋 恭正 武田 直洋 青木 聡志 井上 丈嗣 |
技術士(総合技術監理部門:建設-河川、砂防及び海岸・海洋) (建設部門:河川、砂防及び海岸海洋) RCCM(河川、砂防及び海岸海洋) RCCM(河川、砂防及び海岸海洋) 技術士補(農業部門) |
アドバイザー | 酒井 信行 | RCCM(建設環境) |
照 査 | 高橋 新司 | 技術士(建設部門:河川、砂防及び海岸海洋) |
信田事務所長(左)から表彰状を受け取る当社社長の池田(右)
信田事務所長(左)から表彰状を受け取る管理技術者の谷山(右)
当社社長の池田(賞状右)及び管理技術者の谷山(賞状左)