管劣化コアサンプラーを用いた管路診断のご提案
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『日経コンストラクション』8/25号の特集記事「補修技術の最新動向」(p.54〜p.57)にて、当社が開発した「管劣化コアサンプラー」が紹介されました。
■■管劣化コアサンプラーとは■■
管劣化コアサンプラーは、PC(プレストレストコンクリート)管の劣化診断を、試掘に頼らず管内から実施できることを目的に開発したもので、以下のような特徴があります。
- φ600mm人孔から装置の搬入が可能です。
- 管壁に対して直角に装置を据え付けることが容易に行えます。
- 2段階のコアリングと近接センサーを用いた非接触配筋探査により、配筋を切断せずに全管厚を測定できます。
- コアコンクリートの圧縮強度と摩耗状況は、φ32mmビットの削孔から得られるφ28mmコアを利用して知ることが出来ます。
- カバーコートモルタルの劣化(中性化による脆化深さ)は、φ12.5mmビットの削孔から得られるφ8.5mmコアを利用して知ることが出来ます。
- 削孔跡はゴム栓と急結モルタル充填により短時間で機能が回復できます。
- 浸入水や漏水等、少量の通水下でも調査が可能です。
- カバーコートモルタルの劣化進行からPC鋼線の腐食を予測することによって余寿命の推定や対策時期を判定できます。
お問い合わせ先
- 当社 技術本部:山口 (Tel 075-933-5118)