沖縄総合事務局長表彰を受賞しました
- 表彰
この度、沖縄総合事務局所管農業農村整備事業等優良工事等の表彰において当社が実施した下記業務が優良と認められ、令和5年3月17日に表彰されました。
令和4年度農業農村整備事業等優良工事等の表彰
本業務の概要等は以下のとおりです。
業務概要
1.業 務 名 | 令和2年度多良間地区 施設計画検討業務 | |
2.業務場所 | 沖縄県宮古郡多良間村地内 | |
3.工 期 | 令和2年5月28日~令和3年4月23日 | |
4.業務内容 | 過年度までの成果をもとに用水計画と施設の配置計画(集水池・集水路・ファームポンド)、 構想設計(規模・構造等)について、地区内の水準測量結果を踏まえて全体施設計画(案)の作成 |
優良と評価された点
本業務の対象地区である多良間地区は集水池7 カ所と地下水(淡水レンズ)を水源とし受益面積750ha にかんがいする計画である。 事業化に向けて①地元要望であるスプリンクラーの採用、 ②新設集水池等の建設発生土(約100 万m3)の処理、③ 事業費縮減の課題がある。
- 営農上利便性の高いスプリンクラー方式が要望されていたため、末端かんがい方式(点滴・スプリンクラー)、間断日数の検討、ファームポンド設置の有無、配水路の配管方式を組み合わせた8ケースの比較検討行い、「スプリンクラーかんがい方式」に変更することによりコスト縮減を図っている。
- 新設集水池、集水路等造成に伴って発生する残土処理 (約100 万m3)について、島外へ搬出しないように村と協議を行い島内に受入地を確保し、更には新設ファームポンド基礎の盛土材へ有効利用を図ることにより末端必要水圧を確保するとともに島外へ搬出することがなく、事業費の縮減を図っていることは、地域特性等へ配慮した検討がされている。
- 業務完了後も有効活用が可能な3D画像による施設計画図を作成している。
以上のとおり、本業務はその成果が特に優秀で高く評価できるため表彰するものである。
プロジェクトメンバー
管理技術者 | 馬場 元治 | 技術士(農業部門:農業土木) 1級土木施工管理技士 |
照査技術者 | 井波 千明 | 技術士(農業部門:農業土木) 1級土木施工管理技士 |
担当技術者 | 武市 康 | RCCM(農業土木) 1級土木施工管理技士 |
内田 吉紀 | 技術士(農業部門:農業土木) 測量士 1級土木施工管理技士 |
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高村 しのぶ | 技術士補(農業部門) |