環境技術学会論文賞を受賞しました

  • 表彰

2020年(R2)第22回環境技術学会論文賞を受賞しました。 論文賞は、過去1年間の機関誌「環境技術」に掲載された[研究論文]、[技術論文]の中から、特に優れた論文を発表した個人(1名)に授与されます。
→環境技術学会論文賞タイトル(掲載巻号)と受賞者

論文の詳細は次のとおりです。

出典

環境技術 Vol.48, No.4

団体

環境技術学会

タイトル

水辺空間の形成における水制の機能に関する研究
―水辺の多様性創出に向けた計画・維持管理への提案―

執筆者

福嶋 恭正

内田 敬

大阪市立大学大学院工学研究科都市系專攻
(内外エンジニアリング(株)技術2部)
大阪市立大学大学院工学研究科都市系專攻

要旨

近年の河川整備においては,治水や利水のみならず環境や利用に目を向けた水辺整備の取り組みがなされている.本研究は,環境や利用に目を向けた水辺整備の一環として,第一筆者がこれまで計画に携わってきた水陸移行帯創出などの水制整備を事例として,計画段階から事業実施,その後の経年変化のプロセスを経て得た知見や水辺利用者等へのヒアリング調査結果をもとに,環境面,利用面,治水面の観点から水辺空間の形成における水制の機能について評価を行い,水制機能の活用に向けた計画段階における構造形式・規模・構成材料選定の観点での留意点,維持管理における課題と留意点について,具体的な方策の提案を行うものである.

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