近畿地方整備局 福知山河川国道事務所より事務所長表彰を受賞いたしました

この度、近畿地方整備局 福知山河川国道事務所における優良建設業者表彰に関し、当社が実施した国道９号水原地区緊急調査業務が優秀と認められ、事務所長表彰を受賞しました。
　また、同業務において当社技術２部の熊川脩二が優秀建設技術者表彰を受賞しました。
　下記に本業務の概要等について報告いたします。

業務概要

本業務は、国道９号京丹波町水原地区において、発生後３ヶ月以上小康状態を保っていた斜面すべり崩壊が、豪雨により再起動したため、災害時協定に基づく緊急対応により、緊急対策工である押え盛土の設計、隣接国道と工事の安全を確保するための定点観測、地表面伸縮計の自動観測並びに自動警報システムの再設置、さらに緊急工事着手に向けた用地取得のための境界確定と用地調査を実施した。

当該業務における技術的特徴を以下に示す。

1. 地すべりの再起動時に、的確に警報を発報した信頼性と布設済みの電力・通信ケーブルなどのインフラが利用可能で、短時間に再設置が可能であることから、オサシテクノのフィールド情報システムによる自動計測・警報装置の再設置を行った。
2. 押え盛土の前面壁体を兼用させた防護柵の変状観測を行うための定点設置に、シール式のマーカーを採用することで、盛土工事との出会い丁場を避け、早期の観測開始を実現した。

前列：左から３人目　当社社長の池田

プロジェクトメンバー

内外エンジニアリング株式会社　技術２部・測量調査部

左から４人目　当社管理技術者の熊川