『水土の知』2021年5月号(Vol.89/No.5)に投稿しました

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出典 『水土の知』2021年5月号(Vol.89/No.5) pp.31~34
団体 公益社団法人 農業農村工学会
タイトル 中山間地域の農地防災のためのUAV を活用した微地形判読
執筆者 山田健太郎・小德 基  農林水産省農村振興局鳥獣対策・農村環境課
佐藤  透       九州農政局農村環境課
中村 健一       沖縄総合事務局石垣島農業水利事業所
落合 達也       アジア航測(株)
髙橋  弘       中日本航空(株)
三宅 良幸       内外エンジニアリング(株)
概要 UAV 搭載型レーザスキャナ測量を用いた微地形判読等を行い,地すべり調査への適用可能性を検討した。東北地方および九州地方の4 地区を対象に,2017~2019 年の繁茂期と落葉期に調査を行った。三次元数値標高モデルおよび地形表現図を作成し,現地踏査結果と比較した結果,10 cm 以上の段差を確認できたほか,植生の繁茂により現地踏査では確認困難だった段差地形も判読可能な箇所があった。植生の種類によっては,繁茂期における地盤抽出率の低下が顕著であった。また,落葉期は100~200 点/m2 程度,繁茂期は400 点/m2 以上の照射点密度が必要であった。地すべりの動態確認については,30 cm 程度の段差があれば検出可能であった。
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『水土の知』2021年5月号(Vol.89/No.5)